壁の結露の原因と対策(その1)

マンションのコンクリートの壁に断熱材が隙間なく取り付けてなかったら、又は 断熱材そのものがなかったら、壁の材料(PB:プラスターボード:石膏ボード=石膏を固めて紙で包みこんでいる板状のもの)に水滴(結露:壁の表面温度と室内空気の温度差によって湿気が表面化して水滴となる)が染み込んで、その湿気が表面のクロス(壁紙:デザインプリントした紙の表面にビニールコーティングしたもの)の裏側から湿らせて 黒いカビを発生させる。

その対策として、外部に面する外壁側に断熱材を貼りつけて下地を作ります。わずかな隙間は、発砲ウレタン材(液状のもので空気中の湿気に反応して約3倍に膨張する)を注入して完全に密閉する

写真は、窓廻りの コンクリートの梁と壁に下地の木材を取り付けて その間に断熱材を敷きつめて、隙間に発泡ウレタン材を注入(ピンク色の素材)

断熱材貼りつけ